巷で噂のIbやってきました。

感想だらだら。

今をときめくゲームと言うことでさっそくしてみました。


ホラーが苦手な私ですが、ホラーというよりダークファンタジーな感じで私としてはプレイしやすかったです。
えへへ
ゲームも短くて、さらっと終わりました。
妹にもさせて二人でも楽しめました。妹は絵から出てくる女の人に泣きそうになってました(笑)

私としては絵の勉強をしているためかもっそいゲルテナさんに興味津津でした。
このゲームを作ってる方は制作してる人だな・・・と言うか、一貫性を持った作家を作っててすごいなと思います。
私の考えで作品と言うものは、作品に対して作家は一貫したものを持っているわけでなく、結果として作家の個性が出てくるものだと思います。
作品を作るときというのは、その時、環境すべてにかかわって作品は制作されるわけだから、一枚一枚全く違うものができると考えるのが妥当だと思います。
昔のファクトリーでの制作とか、依頼された作品についてはちょっと違うと思いますが。
先にこんな作家と決めて作家の設定をすると、とてもいやらしくなってしまうような気がします。
それがなくて、自然にゲルテナさんの生涯の作品について考えられていて。

絵の設定としても、キュビズムの話が出てくることからも近代にあたる考え方に近い時代背景にゲルテナさんは制作しているのかなと思います。
彼の作品は現代作品のような雰囲気があるようにおもいます。
なんだろう、ネオテニーとかそんな雰囲気を持ってたり、色々な人の「本物のようだ」みたいな言葉からスーパーリアリズムとか、ホキ美術館的な作品とか。
ヨーロッパのような名前だから文化も日本とはまた違うんだろうけど、作品に対する考え方が日本っぽいような気がしています。

ゲルテナさんについて考えてみると、その人の人物像や、時代背景、環境がそんな感じで想像できるというのが本当にすごいな～と思います。
自然に作家を設定しているというのが、私には面白かったです。
ゲーム作った人はすごく絵とかが好きな人なのかなーと思ったり。
もしくは制作しているかたとかなのかしら。

ゲルテナさんはおいておくと。。(笑)
オネエイケメン×幼女
ばっちこいです。
ギャリーさんもイヴちゃんもめっさ可愛い。
個人的にはギャリーさんとイヴちゃんの日向ぼっこにときめき出した。
延々話しかけてた(笑)
初めてのEDでギャリーさんが覚えてくれてなかった（選択肢出てたのに間違えた）んですが、あれがあんまりにしょんぼりしました。
かなり切なかった。
いやー。
メアリーちゃんもカムカムです。可愛い。
メアリーちゃんはイヴちゃんがすごく好きで２人になりたいわけでなく、ギャリーさんが知っちゃったから、ギャリーさんを狙っただけと思います。
ほんとは3人で仲良くなりたかったんと思います。
3人で仲良しEDを支部さんで補充させていただいてます(笑)

忘れられた肖像のEDが私としてはすごく不思議です。
ゲルテナさんがいないのに、なんで絵が変わるのか、と言うこと。
メアリーの絵がなくなるのは分かるけど、それがギャリーになるのはなんでだろ？
しかも、吊るされた男の場所に出てくる。
ギャリーさんはよく吊るされた男の絵と関わって出てくるよなぁ・・・
と思って、意味を調べてみると（WIKIさん）

英知・慎重・試練・直観

正位置の意味
修行、忍耐、奉仕、努力、試練、着実、抑制、妥協。
逆位置の意味
徒労、痩せ我慢、投げやり、自暴自棄、欲望に負ける。

らしいです。
このカードはギャリーさんを現しているのかなあ・・・
漢字を読んでくれるのは「英知」を表すとか、
彼は単独でかなりの「試練」を受けさせられるとか・・・
もともと吊るされた男はギャリーさんを表した作品だった…とか？
ギャリーさんを知ったイヴちゃんが見ると、あの絵はあのように見える…みたいな
精神で見えるものが変わるとありますが、それは実際にもあり得ることだもんな。

そしてギャリーさんの絵になった時ギャリーさんは正常位（変な意味でなく）になるので、つるされた男としては逆位置となるとか・・・・?
もしくは吊るされた男と表情も向きも逆で正反対の意味を持つとか・・・
うーんわからん。

お話しだからただ入れ替わるということも考えられるけど、なんとなくきになるんだよなぁ・・・